特報 『「何か目立つものを」陛下のリクエストに応え同級生たちが被った白いベレー帽』


陛下(へいか)は、君主に対する尊称の一つ。中国では天子(皇帝)、日本では天皇・皇后などに用いられる。また外国の皇帝や国王への尊称の訳語としても使用されている。 「陛」とは宮殿の階段のことで、「陛下」とは「階段の下」を意味し、尊敬の対象を直接呼び掛けることを忌むことで敬意を示す。漢語としての「陛下
4キロバイト (576 語) - 2019年11月7日 (木) 12:28



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「何か目立つものを」陛下のリクエストに応え同級生たちが被った白いベレー帽

白いベレー帽の一団はご学友
10日に行われた、天皇陛下の即位を祝う「祝賀御列の儀」。
その華やかなパレードを、陛下と親交のある人たちも見守っていました。

皇居前広場では、白いベレー帽を被る人たちの一団が。

実はこの方々、天皇陛下の大学時代のご友人たちです。

5月4日に行われた一般参賀にも足を運んいて、その際に陛下が「何か目立つもの、ベレー帽だったら分かるかな」とおっしゃられたので、今回も白いベレー帽で参加したといいます。

ご友人の一人は「気持ちは伝わると思います」と話していました。
スタジオでは同級生らが見守った
そして、スタジオでは陛下と親交がある人たちが「祝賀御列の儀」を見守りました。

スピードスケートの元五輪代表選手、長久保初枝さん。
そして、陛下の同級生である、乃万暢敏さんです。

野島卓アナウンサー:
陛下や愛子さまにスケートを教えられ雅子さまとも親交が深いという長久保さんは、どのような思いでこのパレードをご覧になっていますか。

長久保初枝さん:
何とも言えない感慨深い気持ちでいっぱいです。私は殿下にお会いしたのはそんなに長い期間ではありませんが、天皇陛下にお会いした期間は約半世紀弱になりましょうか。浩宮さまの時代からよく存じ上げております。今日のこのお姿を見て、本当に感無量でございます。

野島卓アナウンサー:
乃万さんは、陛下の表情をどのようにご覧になりますか?

乃万暢敏さん:
いつものようなとてもいいお顔をされていますが、今日は国民の皆さまにごあいさつをされるという中で笑み満面で、陛下も十分お楽しみになっているんじゃないでしょうかね。
感動を呼ぶ雅子さまの涙
天皇皇后両陛下を乗せた車が進む先では、沿道から奉祝の声が鳴り止みません。
パレードの途中では、皇后雅子さまが涙ぐまれているようなご様子もみられました。

野島卓アナウンサー:
長久保さん。雅子さまが途中涙ぐまれているようなご様子だったという報告もありましたが、どのような感想をお持ちですか。

長久保初枝さん:
私たちがいつも御所にお伺いするときは、信濃町の方から権田原を通って今の正門からお祝いに出席させていただいたんです。それが2月23日で最後でございました。そのときのことを思い出して。雅子さまもちょっと涙ぐんでらっしゃいましたよね。あの感激を味わっていらっしゃるお気持ちが私によく伝わってきまして、私もちょっとじーんときました。

野島卓アナウンサー:
乃万さん。パレードの途中で「陛下も楽しまれているような表情」とおっしゃっていましたが、改めていかがでしょうか。

乃万暢敏さん:
陛下もとてもにこやかでいらしたんですが、雅子さまが非常に堂々とされていました。お辛かった時期もあったと思うんですが、それを乗り越えられて、こういう素晴らしい笑顔を見せていただき、そのお姿に大変感激をさせていただきました。

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