特報『テレ朝、やらせ謝罪 報道番組で買い物客に知人仕込む』


2016年6月16日、TBSとテレビ朝日のニュース番組の街頭インタビューで同一の女性が登場していたため「さくらか?」「やらせではないか」との声が続出した。一方、この女性を市民団体の構成員であると報道した産経新聞も、事実確認をしていなかった事を認めて謝罪している。 2018年3月15日、1998年に放映された情報番組
136キロバイト (19,249 語) - 2019年10月16日 (水) 11:49



(出典 img.topics.smt.news.goo.ne.jp)


テレ朝、やらせ謝罪 報道番組で買い物客に知人仕込む

テレビ朝日が16日、東京・六本木の同局で緊急会見を開き、同局系報道番組「スーパーJチャンネル」(月~金曜後4・50)に不適切な演出があったとして謝罪した。
 同局によると、問題となったのは今年3月15日に放送された企画「業務用スーパーの意外な利用法」。業務用でありながら個人で買い物に来た利用客の人間模様を描く内容で、登場した客のうち、主要部分を構成している4人が同企画を担当した男性契約ディレクター(49)の知人だったことが判明したという。
 ディレクターは俳優養成教室の講師も務めており、4人のうち3人は生徒で、もう1人も面識はあったが、放送では4人全員に対して初対面を装っていた。直接依頼はしていなかったものの、授業後の雑談で取材のスケジュールを伝えていた。
 また登場人物は店内では、個人の必要に応じて自分用の買い物をし、披露していた本人自身の家庭のエピソードなどについてはおおむね実情にあった内容だという。
 今月4日に匿名の情報提供を受けて社内調査を行った結果、不適切な演出が発覚。ディレクターは「取材に自信がなくなっていた」などと説明しているという。
 会見に出席した篠塚浩常務取締役は「極めて不適切な演出で、『やらせ』『しこみ』だと指摘されても仕方がない」と厳しい表情を浮かべ、「番組に対する信頼を著しく傷つける大変重大な問題であり、関係者の皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪した。
 今後は再発防止策を策定する。同番組の金曜夕方の企画枠は中止するとしたが、番組の打ち切りの可能性は否定。早河洋会長が報酬の10%を1カ月返上するなど、役員クラスの処分も合わせて発表した。

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