見えない驚異 対応は不可能だろう無理しないでください『コロナに直面した「涙の皇后』についてまとめてみた



天皇陛下は尾身氏に対し、「私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら、この感染症を抑え込み、現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」などと述べたと伝えられました。

なぜ身動きがとれないのか
 この違いはどこから生まれるのでしょうか。まず、今回の新型コロナウイルスという感染症には、明確な“被災地”がありません。いわば日本全土が被害に遭っているわけですから、特定の場所を訪問するという行動はとれません。

 また、両陛下が何か行動で示されようとした場合、皇族や同行するスタッフにも感染の危険があります。実際にイギリスでは、チャールズ皇太子が新型コロナウイルスに感染しました。一般の国民の移動がこれだけ制限されている状況を鑑みても、皇族が外に出て姿を示すことで国民に何かを伝えることは現実的に難しい状況です。

 さらに、前例のない感染症被害であることも行動が取りにくい一因でしょう。

 雲仙普賢岳の噴火、阪神淡路大震災、東日本大震災と、平成の時代は多くの災害に見舞われましたが、自然気象災害が多かった。今回は感染症ですから大きく性質が異なります。近現代の皇室がほぼ直面したことのない事態ですから、対応したマニュアルもありません。周りの職員にもノウハウがなく、迅速に行動しづらいのかもしれません。

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