特報『「表現の不自由展」再開後 初の内部取材』


不自由展元会場壁は1500枚を超える不交付を批判する書き込み紙で埋め尽くされた。 9月28日、前新潟県知事米山隆一が「あいちトリエンナーレ補助金不交付支離滅裂」と題する論考を発表した。 9月30日、大村秀章愛知県知事と「表現の不自由展・その後」企画実行委員は、展示中止以前と展示
73キロバイト (9,065 語) - 2019年10月11日 (金) 14:31



(出典 cdn-ak.f.st-hatena.com)


「表現の不自由展」再開後 初の内部取材

愛知県で開かれている国際芸術祭で、今月8日に再開された「表現の不自由」をテーマにした企画展について、芸術祭の実行委員会は11日午後、再開後初めて内部の取材を認めました。
「あいちトリエンナーレ」の実行委員会は、8月に開幕から3日で中止された「表現の不自由」をテーマにした企画展を今月8日に再開し、1回の時間帯で入場できる人の上限を設けて鑑賞してもらっています。

一方、報道各社に対しては、これまで内部の取材を認めてきませんでしたが、11日午後2時すぎからの時間帯について、再開後初めて代表取材を認めました。

抽せんで選ばれた人たちは、最初に20分ほどかけて企画展の作品を見てまわり、中には慰安婦問題を象徴する少女像の隣に座って写真を撮影してもらう人もいました。

このあと昭和天皇をコラージュした映像作品が上映され、映像作品そのものの撮影は認められませんでしたが、鑑賞者が静かに見入っていました。

最後に、鑑賞者が複数のグループに分かれて意見交換する時間が設けられ「何が抗議を受けているのか興味があって見に来た。警備のものものしさに驚いた」とか、「多様性と寛容性が必要だ。中止された展示が再開されてよかった」といった意見が出されていました。
「あいちトリエンナーレ」の芸術監督を務める津田大介氏は7日夜、記者会見を開き、「再開で合意できたことは大変喜ばしく、歓迎すべきことだ。コーナーの展示再開と同時に、これまで展示の中止や変更をしていたほかの作家たちもあすから全員戻ってきてくれることが何より喜ばしい」と述べました。
そのうえで「残り1週間、今まで以上に慎重な運営が求められており、最大限の緊張感を持って運営に当たりたい。失敗は許されない」と述べました。

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