特報 『ラグビー 3位決定戦』


7試合と、別カンファレンスのチームとの交流6試合の合計13試合を行う。 各カンファレンスの成績に応じて総合順位決定トーナメントの出場カテゴリーが決まり、上位2チームずつがラグビー日本選手権を兼ねた1-4位決定トーナメントに進む。また各カンファレンスの3・4チームが5-8位決定
87キロバイト (7,003 語) - 2019年10月29日 (火) 01:05



(出典 www.sankei.com)


4位のウェールズ、「良い時間だった」12年間指揮したガットランド監督の感慨

ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会は1日、東京・味の素スタジアムで3位決定戦が行われ、ウェールズ(世界ランキング4位)はニュージーランド(同3位)に17―40で敗れ、4位で大会を終えた。(世界ランキングは10月31日現在)

 この試合を最後に約12年間率いたチームを去るウェールズのガットランド監督は、スタンドの監督席から健闘をたたえ合う選手たちをじっと見つめていた。「ウェールズに関われたのは良い時間だった」。母国ニュージーランド(NZ)から66年ぶりの勝利は奪えなかったが、再建を託された日々を思い返し、感慨に浸った。

 2007年のW杯1次リーグで敗退後、チームの指揮を執ってきた。入れ替わりの激しい代表チームの監督で長期政権は珍しいが、地道に土台を築いた。11年大会は4位と健闘し、15年大会は8強。今年は欧州6カ国対抗を全勝で制し、8月には初めて世界ランキング1位を経験した。

 チーム編成では、パークスやJo・デービスら突破力のある100キロ超の大型CTBを並べて相手防御を内側に寄せ、大外での数的優位を生み出してWTBの決定力を生かす形を築いた。昨年代表デビューした24歳のWTBアダムズが大会トライランキング(1日現在)トップの7トライをマークするなど、若い芽も育っている。試合後、「いつも何をすればいいのかを求める選手たちだった。スポンジを絞りに絞って全てを出し切るところがいいところだった」としみじみ振り返った。

 W杯3大会をガットランド体制で戦ったA・ジョーンズ主将は「準決勝まで勝ち上がることができたのは偉業。ウェールズのラグビーは基礎がしっかりしてきた。国民が心から応援するチームにしてくれた」と感謝を込めた。決勝への扉をこじ開けることはできなかったが、その功績は多くの人の脳裏に焼きついたことだろう。

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